#006 柏原クリニック 薬剤師 山田 久美子
10月より柏原クリニックに採用されました、薬剤師の山田と申します。
薬剤師としては、まず1983年4月より松本市の城西病院に勤務し、調剤全般にかかわる経験を積んで参りました。同病院では、内科・小児科の休日当番医担当日の調剤担当や二次救急の際の調剤対応などの幅広い経験をさせていただきました。
その後、2002年3月に開設された同病院系列の精神科療養型施設であるミサトピア小倉病院に勤務異動となり、同病院の薬剤部立ち上げに関わりました。こちらの施設では、主に精神神経領域の薬剤を扱いました。こちらでは、薬剤部管理薬剤師として、麻薬その他指定薬物の保健所への届け出と適切な保管、病院機能評価受審準備などを行いました。
柏原クリニックには、内科外来、透析診療に多数の患者様が通院され、入院患者様もいらっしゃいます。水上悦子院長、山﨑副院長、久米田医師、信大腎臓内科からいらっしゃる医師の皆様により、循環器系疾患、糖尿病、慢性腎不全の最新治療から睡眠時無呼吸症候群、禁煙治療の薬剤まで、幅広い処方が行われています。
循環器や糖尿病治療には、新薬や新配合剤、適応症拡大など新たに保険適応されるものが増えており、処方薬の選択肢は拡大しています。また、当院に多く通院されている透析患者様には、使用できる薬とできない薬、調節が必要な薬など、留意すべきことが多々あります。私にとっては新領域になりますので、透析や関連薬剤など、専門的な部分をしっかりと勉強し、新しい情報を取り入れながら、当院で必要な投薬の知識と経験を積み上げ、患者様に信頼していただける薬剤師となれるよう努力して参りたいと思っております。
以前の勤務形態では、患者様と直に接する機会があまりありませんでした。柏原クリニックでは、患者様と直接お話しする機会が増えることになると思います。薬剤師として、患者様に寄り添い、皆様の健康を守るお手伝いをさせていただくことを楽しみにしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
<掲載日時 : 2021年11月05日>